どうやって制作される?結婚指輪の裏側

意外と知らない結婚指輪の裏側

結婚指輪は、どうやって制作されるのでしょうか。ジュエリー店で燦然と輝く結婚指輪ですが、意外と裏側については知られていません。一生涯共にする結婚指輪だからこそ、知られざる裏側について知りたいと思うのは当然でしょう。
そこで、結婚指輪の制作裏側をつついてみました。なお細かい部分はブランドや店にもよりますが、大まかな流れはほとんど同じです。

デザインを考える

結婚指輪を制作するにあたり取り掛かるのは、デザインでしょう。海外ブランドの場合は、専属のジュエリーデザイナーがデザインを担当。
時代の流れやニーズに合わせて、素敵な結婚指輪をデザインします。最近はコンピューターを使ってデザインをするブランドも増えてきているので、どんな要望にも応えられるでしょう。デザインが仕上がったら、いよいよ制作の開始です。制作を担当するのは、指輪職人です。高級ブランドであれば、職人の手作りによって指輪は生み出されます。

結婚指輪を作る

結婚指輪の作り方については、主に2種類あります。1つ目は鋳造と呼ばれる方法。指輪の型をつくり、型に溶かした金属を流し込んで指輪の形に仕上げるというものです。最近は3Dプリンターを使い、型を作る所も増えてきました。緻密なデザインにも対応しているので、凝ったデザインの結婚指輪を求めているのなら鋳造がおすすめです。
2つ目は鍛造と呼ばれる方法です。指輪の元になる金属を熱しながらも叩いて、指輪を作るやり方です。鋳造のように緻密なデザインを鍛造で作るのは、少々厳しいもの。でも耐久性高い結婚指輪に仕上がりますので、大切に扱えば孫の結婚式にも使えるでしょう。

本物のプロ達

最後に指輪制作に携わる、指輪職人について紹介します。指輪職人の多くは、何年・何十年単位と修行をしてきた猛者ばかり。職人に「ゴール」というものはなく、高いクオリティを追求するのに余念がございません。
彼らのこだわりは凄まじく、数ミリ・数マイクロミリのズレも許さないほど。彼らの信念があるからこそ、素晴らしい結婚指輪が仕上がるのです。