手作りの指輪って?指輪職人の実態!

指輪を手作りしている人は?

指輪を手作りするのは、指輪職人です。では職人に就いている人には、どんな人がいるのでしょうか。
腕前についても、掘り下げてみました。

指輪職人の世界はかなり厳しい

指輪職人には、本当に色んな人がいます。道30年の職人から、新人ホヤホヤの職人まで様々。昔からの職人は、いわゆる「師匠」について指輪の作り方を学んできました。職人の世界の師匠は大変厳しく、怒鳴られることもしばしば。1年続けば良い方で、多くは厳しさに耐えきれず数日でやめる方も少なくないのです。社会経験がどうという問題ではありません。要は覚悟です。職人の世界は厳しく、生半可な覚悟でできるほど甘い世界ではありません。道30年の職人となったら、山あり谷ありを超えて技術を習得した者ばかりでしょう。
怖そうな人が多いと思われるでしょうが、仕事を離れると良い人に大変身。その辺の人と変わりありません。

指輪を作るのは大変

指輪を1つ作るには、ものすごく大変です。まずはロウを切り取って、指輪の形に仕上げます。ロウを専用のヤスリを使ってゴシゴシ削り、形を整えていくのです。単に形を整えるだけでなく、外側も内側も作り上げていきます。指輪のつけ心地を大きく左右するのは、内側の加工。内側の加工がいい加減になると、つけ心地最悪の指輪となるでしょう。
ロウの指輪ができたら、周りを石膏で固めて型を作ります。固めた石膏を熱してロウを溶かせば、型の完成です。型ができたら、溶かした金属を流し込み完成。

手作りの指輪の値段はおいくら?

指輪が仕上がるまでは、1ヶ月〜3ヶ月はかかるでしょう。かなりの時間をかけて作られるので、もしかしたら値段がものすごいことになっているのではと、思われるかもしれません。指輪の値段がいくらかかるかは、想像がつかないでしょう。
指輪の値段は指輪の種類にもよりますが、結婚指輪であっても意外とリーズナブルなお値段で購入可能。工房で夫婦自らが手掛けた結婚指輪となったら、2つ合わせても10万円弱で済むでしょう。ただし色々とオプションをつけてしまうと、お金がかかるので注意して下さい。