正体は国内の有名ブランド
2023年9月に、とある宝飾品店が話題となりました。店の運営元は不明。どこのなんというブランドかは、一切明かされていません。ブランドが分からない店は話題になり、期間限定ながらも大勢の人が店に訪れました。
そんな中で公表された、運営元。正体は、国内の有名ブランドでした。有名ブランドの正体に、ネットでは大きな驚きが隠せません。
裏側にあったSNSのいじられ
国内有名ブランドはなぜ、ブランド名を隠したのでしょうか。裏側にあったのが、SNSです。国内ブランドは、たびたびSNSでいじられてきました。かなり酷い言われようで、中には「国内ブランドの指輪を贈られても嬉しくない」とまで発言している人もいるほど。そんな酷い発言を引き起こしたのは、値段の安さでしょう。
国内ブランドの結婚指輪の価格は、安いものでも1つ6万円前後です。2つ揃えても、15万円弱で済みます。「値段が安い=質が悪い=プレゼントでもらうのは恥ずかしい」という、心理の現れでしょう。
見るべきはブランドではなく本質
国内ブランドが扱っているアイテムは、いずれも高品質。海外の高級ブランドと比べても、遜色ありません。SNSでの評判は、全くのでたらめです。しかし変に反論をするのも、逆効果。余計に評判が悪くなるだけです。
そこで打ち出した秘策こそが、ブランド店を隠しての販売でした。ブランド名を隠して、ジュエリー類を販売。すると評判が評判を呼んで、大盛況となりました。ブランド名に左右されることなく、ジュエリーそのものの価値をしっかり見極めること。ブランドからは、大事なことを教わった気がします。
どんな理由があってもいじりは駄目!
なお本文では「いじられたブランド」「ネットで酷いことを言われたブランド」と、表記はしました。しかし、どんな事情があるにせよ「いじっていいブランド」「ネットで酷いことを言って良いブランド」は、ありません。
ブランドだけにこだわると、良い結婚指輪も見つからなくなります。素敵な結婚指輪を見つけるためにも、指輪本体で探すようにしましょう。