指輪は買った段階では鏡のように光り輝いているものがほとんどですが、時間がたつとくすみが出てくることも多いです。
これはその指輪の品質に問題があるわけではありません。
日常的にこまめなお手入れをしていたり、管理の方法に注意したりしないと、ほとんどの方で起こることです。
この指輪のくすみはなんなのでしょうか?
これは金属が酸化して起こることです。
金属は空気に触れていると次第に酸化していき、輝きも失われていきます。
また、指にはめていると汗に触れることもありますよね。
これも酸化の主な原因です。
これが起きると指輪全体にくすみが起き、曇った鏡のようになります。
元は輝いていたリングでも、こうなると少し見た目がイマイチですね。
くすみを取るには、どうしたらいいでしょうか?
一番簡単なのは、お手入れのための専用クロスで磨くこと。
これには研磨剤がついている特別なもので、これで拭くと指輪の表面を軽く削れます。
酸化した金属の表面が落ちると、また元の輝きに戻るわけです。
あとは日頃からくすみ対策のためのお手入れをやっておくといいでしょう。
一度使った指輪は乾いた布で軽く拭くといいです。
さらに、長期間使わないときは、真空パックにして保存し、空気に触れさせないようにしておくと、酸化しにくくなり、くすみにくくなります。
ただ、完全に空気に触れさせないのは非常に難しいですし、一度酸化したものを専用クロスなど使って元に戻すのも、完全にはいかないことも多いです。
くすみ対策の一番の方法は、プロの職人を頼ることです。
指輪を購入したショップやブランドで、日ごろのお手入れについて聞いてみるといいでしょう。
さらに、これら購入先ではメンテナンスをやっていることも多いです。
その一つとなる磨き直しをお願いすれば、くすみが起きた指輪を元通りの輝きに戻してくれますよ。
このように一度買った指輪は、最初に比べてくすみが出ることも多いです。
そのつもりで日頃からお手入れに注意し、輝きがなくなったと思ったら磨くといいでしょう。